ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)
ドロシー カーネギー デール カーネギー
3冊セット2冊目。
冒頭の「本書から最大の成果を得るための九カ条」。
これは、本書に限らず他の本にも広く応用できるとても大切な章だとおもった。
ピックアップはしないけど、「本読み心得」として消化したい。。
ピックアップ
・「一度に一粒の砂、一度に一つの仕事」砂時計の砂がくびれた部分を通るように、ゆっくりと、一定の速度で仕事を片付けるしか手はない。さもないと、肉体や精神の働きが狂ってしまう
・「賢者には毎日が新しい人生である」一日の区切りで生きる
・時間の許す限り、公平な客観的立場で事実を集めることに専念すれば、悩みなど知識の光によって蒸発してしまう
・悩みの九割を追い払うには
1.悩んでいる事柄を詳しく書き記す
2.それについて自分にできることを書き記す
3.どうするかを決断する
4.その決断をただちに実行する
・人間は、一度に「一つのこと」しか思考できない
・「意思の力でどうにもならない物事は悩んだりしないこと」
・幸福に酔いしれているように振舞いながら、同時に浮かぬ顔で沈み込んでいることは肉体的に不可能(≒行動を変えれば感情のほうも自然に変わる)
・憎悪は少しも敵を傷つけないばかりか、かえって自分たち自身が地獄の苦しみを味わうことになる
・幸福を発見したいと願うなら、与えるという内面の喜びのために与える
・その日その日の一覧表を作成する
・緊張と疲労を避けること、リラックスすること、くつろぐこと。
…
「悩み」解決の「基本」が書かれている本だとおもった。
人間とはこういうものだから、こういう風に対処しようっていう内容。それぞれが実際の体験を通して書かれているので、ある程度現実的で適用しやすい。
自分自身には、現在死を思うような悩みはないけれど、そういう出来事が起きたときのためにも、日常の小さな憂鬱を気にしないあたまづくりが必要だと思う。
そのために、「いい言葉」を知っていくことは大事。。薄くためていって、自分の一部となるようにしていきたい。
基本の書かれた古典。
きっと死ぬまで?手元に残していく本の1冊だろう。。人生のいろいろな場面で、きっと救われる瞬間があると思う。
そして老人になるまで生きられたとしたとき、同じ1冊がどういう内容に見えるんだろう。
面白い。。。
まずはホームレス老人にならないよう、すべきことをしよう(××
今日1日の区切りで生きる。昨日のことは過去のこと。
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