アムウェイ関連書籍のところにおいてあったので警戒していたけれど、やはり著者はアムウェイのディストリビューター（アムウェイ製品の販売員）として活躍中とありました。
でも、本当にご本人のことばの本なのだとしたら、とても素晴らしかったので、ピックアップ。
著者は、１種１級の脳性小児麻痺児として生まれ、その後、高校卒業後より、約10年間に及ぶ繰返しの手術、リハビリを経験。
また身体不自由ながら、書道にはまり、10年以上の継続の上、作品展への出展を果たすまでになる（本書の表題も本人のもの）。
情熱と行動で、クラシック音楽の評論家としての仕事も経験。
ピックアップ
・その対象を「好きになる」という感情は、人が継続し、上達していくために欠かせない根源的な力
・愛情が足りない人は見返りを期待する。溢れている人はその必要がない
・人は希望を持つことによって、つらく苦しくても何でもできる気がする
・やる前からできない理由を探すのは不毛
・想像しないことは「やらないこと」
・幸福感とは周りの環境によってもたらされるものではなく、心の成長とともに育まれるもの
．．．
ご本人のこれまでの人生、それによって得た心の成長が素晴らしいなと思いました。内容にアムウェイの大幅添削加筆がかかっていないことを心から願います。。
アムウェイが彼に幸せをもたらしているのかどうか、現状やこれからがわからないけれど、身体は不自由であっても心や希望は自由なんだなと勇気をくれる１冊。
さらに「想像すること」を実際に行動に変えた丸山さん、素晴らしいです。
五体満足でもふらふらしてる現状。がんばらねば。
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