カバー裏に手塚治虫氏の推薦文あり。昭和56年7月発行。
ピックアップ省略。
著者、鈴木光明氏が開講していた渋谷「少女漫画教室」をのぞかせてもらっているような、そういう本でした。。おしみなく、少女漫画家になるにあたって必要と思われる知識・情報がまとめられています。
今から20年以上前に書かれたものだけあって、例として出てくるイラストや課題作品などはすごく古いですが、今でも変わらない、「面白い漫画」を描くにあたっての要素が盛りだくさんでとても勉強になる内容だと思います。
とくに、漫画教室の生徒の作品を実際に掲載して、1pごとに厳しい批評を加えている部分は面白かったです!プロとしてやるならば必要最低限の事がアマチュアだとこういうふうにできていない(そつなくうまいだけではダメ)、ということがはっきり具体的に書かれていて、漠然と雰囲気で描いてちゃだめなんだと強く実感。具体的な指導に満ちています。
それから、巻頭にカラー掲載されている、「色彩画入門」には、萩尾望都さん、山岸凉子さんはじめプロ漫画家のカラーイラストが豊富に掲載されていてちょっと感動。昔の漫画家(今も活躍されているけれど・・・)の方が画力が高い・・とどうしても思ってしまいます。。
「少女まんがの描き方専科」 鈴木光明
プラスα ガラスの仮面43巻 感想。
今回は、42巻で感じたイライラ感(話の進行が遅い、桜小路くんばっかり活躍、突然の携帯登場による違和感、、「紫のバラの人」速水さんの顔が長い??、、かっこよくない、、などなど)がかなり解消されたと個人的には思いました!
紫のバラの人との交流も今回は重要なファクターとして丁寧にかかれており、さらに絵も改善されている気が。素直に読めました。
ストーリー自体も、前回のような冗長感はそれほど感じず、テンポよく読めました。続きが楽しみです!
43巻はお勧めしたいです。
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