「自己プロデュース力」島田 紳助

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)
島田 紳助
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島田 紳助さんの2007年3月にNSC(吉本総合芸能学院)大阪で1度だけ開催されたという特別講義の内容をおさめた1冊。

ピックアップ

・「X+Y」でものを考えろ ・・・Xは自分の能力、Yは世の中の流れ

・一発屋は、何も考えずに自分のやれることをやり続ける=「X」、それにたまたま「Y」がぶつかってきた。「Y」はすぐに動いていってしまうから、売れ続けるためには動いていく「Y」に合わせて「X」を変化させなければいけない

・才能×努力、才能5×努力5は最強、しかし才能3×努力5も強い 必ず努力5をする

・本当の意味で「賢い」とは、一つのことを掘り下げること

・喋り手は、本を読んで「頭」で記憶するのではなく、実際に体験して「心」で記憶しなくてはならない・・・「頭」で記憶したことはすぐ忘れる、「心」で記憶したことは一生忘れない

・売れているタレントほどよく泣く≒「心」で記憶できる人たち

・「心」で記憶したことを喋ると、映像が見える

・いちばん大切なことは、自分の中で明確な方向性を持って、それに従って練習をするということ

・自分なりのデータ分析、世の中の流れを見極める、それを真剣に考える、それを友達に喋らない

紳助さんのエピソード満載、エピソードを読むだけでも楽しい1冊でした。正直実際に彼がやってきたことを聞くと、「よくそんなことができたな、、、」とひたすら下から目線?で見てしまう。

自分にとっては、「「心」で記憶する」が一番印象的だった。映像の浮かぶ喋り。映像の浮かぶ読み。記憶力。この辺が自分の弱点なところをみると、「「心」で記憶する」ができていないのかもしれない。

「「心」で記憶する」。これは感性の問題かもしれないけど、心にとめておこう。

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