トヨタの片づけ | |
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OJTソリューションズ
中経出版 2012-11-14 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ずっと気になってた一冊。
ピックアップ
・片づけは雑務じゃない、「仕事そのもの」である
・モノを持つことにはコストがともなうことを考える
・「いつまでに」 の期限はできるだけ短く
・「人を責めるな。しくみを責めろ」
・「発注点」を定める ・・・余剰在庫をもたない
・「モノを探している時間」はお金を生まない
・「動作経済」
・整頓は、誰が探してもわかるようになっているのが原則
・「見よう」としなくても「見える」、これが大事
・片づけが「習慣化」されないと、職番の整理・整頓は完成しない
・個人的に片づけタイムをもうけて、日々の習慣にする
…
この本で一番こころに響いた発想は、片づけられていない状態には
大きなコストがかかるということ。
スペース的なコストはもちろん、「探す時間」 =何も生まない時間という大きなコスト。
会社目線だからよりすっきり伝わってくる。
これは家庭にも会社での自分のデスクにも、どこにでも共通するもの。
作業スペースに、その日その時必要なものだけが出ている。
必要なものを必要なだけもち、それが使う頻度・場所に応じて配置され、
なおかつ何がそこにあるのかが一目で「見える」ようになっている。
そして基本的に、ワンステップで取り出せる。
理想の空間。
今私が属している「家庭」 の空間でも、この機能性を実現したい。。。
と試行錯誤中。(@@;;
職場よりはるかに雑多なモノの混在する家庭での片づけは、
「捨てる」作業と同様とても時間がかかる。
自分がどういう動きをしているか、観察してモノの配置や量を
考えていく。
赤っこの安全にもつながるだろう。。
ともかくも片づけの基本が、事例もたくさんでわかりやすく説明された
すてきな本だった。
ごちゃごちゃなうえに経営傾きがちの会社の経営者になったらぜったい読み返そう。
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